環境活動情報

生産技術センター長今枝 勝行 生産技術センター長今枝 勝行

担当役員メッセージ

「減らすから無くすへ」をキーワードに
ライフサイクル全体での環境活動を推進

 企業が持続可能な社会づくりに貢献するためには、環境負荷の低減に責任をもって取り組む必要があり、当社は5カ年ごとに中期計画として環境取り組みプランを策定し、CO2や廃棄物の低減、化学物質の適正管理、生物多様性保全の取り組みを推進しています。
 近年では、地球温暖化による気候変動、生物多様性の喪失など、環境リスクの高まりが世界的な共通認識となっており、私たちは今、変わることが求められています。社会が大きく変化していく中で、当社はこれまで環境負荷を“減らす”活動を進めてきましたが、これからは、一人ひとりが必ず“無くす”まで到達しないといけない、という意識を持つことが必要です。
 そして、その中でも最もリスクの高い社会課題が、気候変動問題です。私自身、最近の集中豪雨や季節外れの異常気象には怖さを感じます。当社は、この気候変動を止めるべくカーボンニュートラル戦略推進室を新設、2050年までにCO2排出量を実質ゼロにする新たな環境目標を設定しました。そのマイルストーンとして「カーボンニュートラル戦略2030」を策定し、本社・本社工場では先行して2030年までにカーボンニュートラルの実現をめざします。これまでの工場CO2低減の取り組みに加え、製品では低CO2材の利用拡大、物流ではトラックの環境対応車への切替え、調達では仕入先さまと連携したCO2低減取り組みなど、ライフサイクル全体の観点から活動を推進しています。

環境スローガン

環境スローガン

環境方針

環境方針

中長期環境目標

 2050年までにCO2排出量を実質ゼロにする目標を設定し、そのマイルストーンとして「カーボンニュートラル戦略2030」を策定しました。製品、生産、調達、物流の4つの戦略を軸にライフサイクル全体での活動を進めています。

中長期環境目標

環境方針

トヨタ自動車(株)より「環境推進優秀賞」を受賞

 当社は、カーボンニュートラルの実現に向けてサプライチェーン全方位で取り組みを加速しています。
 製品戦略では、樹脂における低CO2材への代替化が実行段階に入りました。生産戦略では、温室効果ガスであるSF6の代替化や、エネルギーの見える化システム導入による徹底したムダどり、敷地内への太陽光発電導入に加えオフサイトPPAなどを利用した再エネ電力の拡充を行っています。調達戦略では、仕入先現地での巡回指導や社内教育への受入れによる省エネ支援を開始しました。物流戦略では、ハイブリッドトラックなどの環境対応車への切替えを計画的に進めています。
 このような取り組みが評価され、トヨタ自動車㈱より「環境推進優秀賞」を受賞しました。今後も、サプライチェーン全体での環境負荷低減により、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

環境方針

第7次環境取組みプラン(2021~2025年)

 持続可能な社会の構築に貢献していくため、「脱炭素社会の構築」「循環型社会の構築」「自然共生社会の構築」の3つの柱で取り組みを推進しています。

第7次環境取組みプラン(2021~2025年) 第7次環境取組みプラン(2021~2025年)
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