
東海理化を進化させるため、
視野を広げるきっかけ作りを。
東海理化は現在、自動車関連製品一本ではなく、様々な新しいビジネスに挑戦しています。そこでは、既存の仕事の進め方、既存の価値観に捉われていては戦えません。私自身、中国拠点の総経理(代表)として赴任する中で、様々な新しい価値観に触れることができました。中国の人々とのふれあいや、電気自動車が走り高層ビルが立ち並ぶ美しい都市を見て、これまでの中国のイメージが一変しました。このように、新しい世界に触れることで人の視野は広がり、その刺激が新たな挑戦へのエネルギーとなります。コーポレート本部長として、視野を広げるきっかけを、多くの社員に届けていきたい。その思いから、例えば他社の社員との人材交流や出向の機会を増やしています。また、社外チャレンジ(副業)制度を整備するなどして、新しい刺激を得られるチャンスをつくり出しています。

仕事が楽しく、思わず
笑顔が溢れる会社へ。
コーポレート本部長としてつくりあげたいのは、「仕事は楽しい」と心から思えるような職場づくりです。もちろん仕事に苦労はつきものですが、そんな中でも思わず笑顔が溢れるような職場が理想です。人事制度・評価制度などを見直し続けるのは、楽しく働くための障害があるのであれば、少しでも取り除きたいという思いからです。また、せっかくやるのであれば、自分の意志を自由に反映できるほうが働きがいを感じられるものです。東海理化の経営層や上司は積極的に若手の声を聞きます。入社2~3年目の社員が社長に直接仕事の報告をする姿も見かけますし、先日開催した75周年の社内イベントも若手社員が企画することで盛り上がりを見せました。これはほんの一例ですが、一人ひとりの社員の意志を原動力に成長する会社を、これからもつくっていきたいと考えています。
