
人とクルマとをつなぐ
部品を調達する。
大学では心理学を専攻。この学部では、臨床心理士を取得しカウンセラーになる人が大半ですが、人間関係を学んでいくうちに、人と深く関わり合える業界に興味をもつようになりました。東海理化はクルマにおいて人の手がふれる範囲の部品をつくっています。自動車産業は、クルマそのものや使われ方含め大変革を遂げようとしていますが、人とクルマのコミュニケーションという領域は、今後も武器となると考え、入社を決めました。入社後は、調達部でスイッチ類に使用されるプラスチック部品や、シートベルトの構造体に使用される金属部品などの価格管理を担っています。ネジやナットなどの金属部品や樹脂部品といった小さなパーツも含めると、扱う品数は15万点ほどに。製品づくりの全体像を知ることができるため、まさに東海理化の核となる仕事です。

対応力を磨き、
次のステージへ。
調達部で管理している価格は、ひとつひとつを見ると1円にも満たないものもありますが、月に数十万点~数百万点購入するため、1つの決定が会社全体に与えるインパクトがとても大きなものになります。だからこそ、適正な単価が保たれているのか、ここに命をかけています。近年、この業界は、異業種企業の参入が顕著ですが、そのなかで調達部は、仕入先の皆様とともに競争力確保に資する活動を担っており、これこそが調達部の最大のミッションです。実際の活動は、仕入先様とバイヤーさんとを中心に進められていきますが、私の役割は、取り巻く環境の目まぐるしい変化に呼応し、組織全体としての進め方の企画・立案や進捗管理を行うことです。そのためには、職場の方々や仕入先様とコミュニケーションを図りながら、柔軟かつ迅速に対応することが欠かせません。こうした対応力を磨くことを通して、今後のキャリアアップにつなげていきたいと考えています。
