
自分が手掛けた製品が、
世界中で触られる喜び。
もともとクルマが好きだったので、自動車業界を志望していました。運転席から「目に見えて」、「触れることができる」製品づくりに携わりたいと思い、東海理化への入社を決意。入社後から、主にレバーコンビネーションスイッチの開発を行っています。あるとき、某自動車メーカーにおける主要車種の大きなモデルチェンジがありました。それに伴って、レバーコンビネーションスイッチも機械式から、センサーを用いた電子制御の仕様へ大きく変わることに。その自動車メーカーにとっては初めての試みであり、仕様の変更が何度も起きました。設計職はプロジェクトの中心。そのため、各部署の担当社員を集めてデザインレビューを行ったり、役員に対してプレゼンテーションを行ったり…。そして近々、その製品が世の中に出回る予定です。自ら設計した製品が、世界中のドライバーに触れられていく。まさに東海理化の設計職の醍醐味だと思います。

未来の自動車業界に、
常識に捉われない提案を。
CADを用いて設計図をつくり、金型ができ、試作を組み立てる。社内で「試組」と呼ばれるこの機会は、ドキドキする瞬間ですね。各部署の社員が集まり、製造のしやすさや実際の操作感など、様々な視点からフィードバックを受けます。「この操作感いいね」「わかりやすい構造だね」。そんな言葉が社員から漏れてくると、やりがいを感じますね。実は大学では情報工学を専攻していました。今の業務とは、まったくの畑違い(笑)。だけど、だからこそ既存の常識に捉われない製品を生み出していきたい。自動化が進む今後のクルマ業界。きっと、レバーコンビネーションスイッチの存在意義も大きく変わっていくと思います。そのなかで、東海理化として、そして自分として、どれだけ新しい価値を提案していけるか。挑戦は続きます。
