サプライチェーン

調達基本方針

調達の基本方針として5つの基本的な考え方に基づき、世界各地域で環境・品質・納期・コストに優れた部品・資材・設備の調達活動を展開しています。国籍・企業規模に制約を設けず公平・公正な取引の機会を提供し、仕入先さまとの長期にわたる健全で良好な取引関係を築くことを明文化し活動しています。
仕入先さまの選定にあたっては、年度での総合評価に基づき、発注方針を定期的に見直しています。

調達の基本的な考え方
2023年度の活動レポート
1. 安全・防災
  • STOP6推進強化
  • 休業災害の共有
  • 火災・水害の未然防止と被害最小化
2. 品質確保
  • 品質目標値に基づく改善計画の月次確認
  • 不良発生時の現地現物確認
3. 基盤強化
  • BCP活動推進
4. 情報基盤整備
  • IT活用による業務効率化
  • 情報セキュリティの自己診断
5. カーボン
ニュートラルの実現
  • 仕入先さまCO2低減
6. 競争力強化
  • 開発段階からの仕入先さま提案
7. 社会的責任
  • CSRの普及・推進

仕入先さまとの連携強化

毎年4月、主要仕入先さまに「調達方針説明会」を開催し、事業環境やグループ方針、調達基本方針の説明を通じて、安全・防災、CSR、品質確保、基盤強化、競争力強化など各種活動と目標を共有し、連携を深めています。また、品質・原価低減において、優秀な成績を収めた仕入先さまを称え表彰しています。

調達方針説明会

パートナーシップ構築宣言

取引先の皆さまとの共存共栄と新たな連携による付加価値向上をめざし、「パートナーシップ構築宣言」を策定・公表しています。

https://www.biz-partnership.jp/declaration/1118-05-23-aichi.pdf

仕入先さま支援

仕入先さまの体質強化、そしてステークホルダーからの期待が高まるサプライチェーンでの環境、人権尊重、労働安全他サステナビリティへの取り組みを支援しています。具体的には、各社の現場を訪問しての諸活動(カーボンニュートラル活動、品質改善、BCP、生産性向上)および重要仕入先さま向け研修(人権尊重)を行っています。
仕入先さまと一体になった活動を通じ、サプライチェーンの基盤強化を継続的に進めてまいります。

仕入先サステナビリティガイドライン

サプライチェーン全体でのサステナビリティ推進をめざし、コンプライアンス、人権・労働、環境などについて、仕入先さまへの要請事項をまとめた「仕入先サステナビリティガイドライン」を展開しています。
またガイドラインのさらなる周知と遵守状況の確認を目的に、主要仕入先さまには自主点検をしていただいています。

社員への教育・研修

仕入先さまへのサステナビリティ浸透の観点で、役割を担うサプライチェーン戦略部員に教育を実施するとともに、法令遵守の観点から、東海理化グループ社員向けの下請法教育も定期的に実施しています。