ダイバーシティ&インクルージョン
ダイバーシティ&インクルージョンは、経営基盤を支える重要な柱のひとつと捉え、多様な人財が活躍できる制度と組織風土の醸成に取り組んでいます。
全員活躍に向けた風土改革
多様な価値観がごく自然に共存し、イノベーションを起こし続けられる組織を実現していくためには、社員本人のみならず、それを取り巻く環境や企業風土そのものを変えていく必要があります。そういった風土改革の一環として、2025年度から、マネジメント層を対象とした研修を実施。
一人ひとりのメンバーのもつ個性をどう活かしながらマネジメントし、経営につなげていくのか、組織全体で考えていく風土を醸成していきます。
ダイバーシティマネジメント力の向上
マネジメント層を対象としたダイバーシティマネジメント研修では、企業がダイバーシティに取り組む目的や進めていくうえでの留意点を再認識したうえで、参加者が自分自身のキャリアを振り返りながら、実際の面談を想定したロールプレイを通じて、部下のキャリア支援を考える機会を醸成しています。
外に学ぶ機会づくり
当社では、多様な価値観を受け入れ活かすためには、異なる企業文化と接することが不可欠と考え、さまざまなイベントを開催しています。

異業種リーダー講演会
広告業界で長年メンバーのマネジメントに携わった方や、アスリートから転身された経営者の方による講演会を開催。幅広い分野から有識者を招き講演をいただくことで、視野を広げ、視座を高める活動を継続しています。
異業種交流会
家庭用電化製品、運輸、印刷、事務用品など業種を問わず、自動車部品業界以外の企業と幅広く交流し、これまで接したことのない人や情報に触れることで社員の発想を豊かにし、イノベーションを起こせる組織風土をめざしています。異業種交流会は、女性技術者、生産現場の若手リーダー、デザイン部門の開発者など、さまざま職種で、都度、テーマを決めて開催しています。
また、障がい者サポートの一環として、特別支援学校や、特例子会社などを訪問することで、障がいに対する理解を深める活動にも力を入れています。
キャリア支援
シニア社員向けの取り組みとしては、50歳という節目においてキャリアという側面から自身の将来を考えるために、「50代から考えるいきいきライフセミナー」を開催。
また、すでに会社を退職され、セカンドライフを送っているOB・OGの皆さまに、現在の生活や自身の人生観についてのインタビューを行い、現役社員が先々のキャリアをイメージしながら活躍し続けられるよう、取り組んでいます。
社員交流
対外的な交流のみならず、所属や工場間を越えた社員同士の交流も積極的に実施しています。
Mix upトーク
新分野の製品開発者から、新分野へ挑戦することのやりがいや、製品化に向けて乗り越えてきた困難などについて、Q&Aも含め話してもらうことで、既存製品・新分野の製品に携わる社員間の相互理解を深めています。

キャリア入社・新卒入社社員との交流会
他社での業務経験がある社員と、新卒採用で入社し東海理化で勤務している社員との交流会を開催。キャリア入社の社員からは「外から見た東海理化」を、また新卒採用の社員からは「外からは見えない東海理化」を、それぞれ語り合うことで刺激を受け、新しい視点をもてるような機会を醸成しています。