経営基盤:サプライチェーン改革

安定調達の実現、日本のモノづくりの強化、サステナビリティリスクへの対応

調達本部長
近藤 太郎
サプライチェーン改革
Vision
サプライチェーンの
強靭化と価値の最大化

1. 安定調達

地政学リスクの高まり、サイバー攻撃の高度化、需給の変動に対応し、安定調達と事業継続を実現するために、サプライチェーンの強靭化を推進しています。

取り組み事項

重要部品・原材料の安定確保

サプライチェーンリスクを踏まえた最適な調達体制の構築

  • マルチソース化の推進
  • 代替材料・代替部品の採用
  • 取引先さまとの情報連携強化

自然災害リスクへの対応

自然災害に強い調達体制の構築

  • サプライチェーンBCPの強化
  • 平時における防災・減災の取り組み
  • 被災された取引先さまの復旧支援

地政学リスクへの対応

国際情勢の変化に強い調達体制の構築

  • 調達先の地域分散
  • 経済安全保障・輸出規制への対応
  • 重要鉱物依存の低減(脱レアアース化など)
  • サプライチェーンの可視化

サイバーセキュリティ

サプライチェーン全体でのサイバーリスク低減

  • 自動車産業サイバーセキュリティガイドラインに準じた体制構築支援
  • 取引先さまの情報セキュリティ課題共有と改善支援

2. 日本のモノづくり

価格競争の激化、製品の高度化・多様化が進んでいます。
太く短いサプライチェーンを構築し、競争力強化に取り組んでいます。

取り組み事項

取引先さまとの生産技術の共有

モノづくり力向上に向けた生産技術の提供

汎用モジュールライン
  • 新規設備投資の抑制
  • 設備の相互活用による資産効率向上
  • 保全部品の相互融通によるコスト低減
  • BCP対応力向上による安定供給確保

コンパクト塗装ブース

  • 省スペース、CO2排出量の大幅低減
  • 塗装工程の内製化
  • 工程集約によるサプライチェーンの簡素化
大気リフローコンパクトライン
  • 窒素を使わない大気雰囲気でリフロー
  • ランニングコストとCO2排出量を低減
  • 省スペース化とサプライチェーンの簡素化

ライン全長:5.5m

取引先さまとのデジタル化・自動化の共有

デジタル技術を活用した高度化・効率化

AI搭載CCD測定機
  • 測定品質の安定化と測定工数の低減

シングルボード画像検査システム
  • コスト低減
  • 検査品質の安定化と検査工数の低減

3. サステナビリティ

人権・倫理遵守を前提に、責任ある鉱物調達管理および法令遵守の取り組みを推進し、持続可能なサプライチェーンの構築に取り組んでいます。

取り組み事項

人権・倫理遵守

サステナビリティガイドラインに基づく、人権・倫理リスクの把握・管理

  • 主要取引先さま125社を対象とした自己点検結果の収集・分析
  • 人権リスクおよび腐敗リスクの評価
  • 重大な人権・倫理リスクがないことを確認

責任ある鉱物調達管理

サプライチェーン全体における責任ある鉱物調達の推進

  • 鉱物に関する取引先調査
  • 対象鉱物(コバルト、マイカなどを含む)の使用状況の把握
  • 鉱物地域由来リスクがないことを確認

適正取引

取引先さまとの共存共栄によるサプライチェーン全体の付加価値向上

  • 関連法令の遵守徹底
  • 労務費・原材料費などの適正な価格転嫁の推進
  • 取引先さまとのオープンで誠実な対話