成長戦略(モビリティ領域):セイフティビジネスセンター

一人でも多くの命を救うために!

セイフティビジネスセンター長
冨永 康馬

不幸にして起きてしまう交通事故がゼロになるまで、世界中で必要とされるシートベルト。
1962年の製造開始から機能、性能の向上を絶え間なく続けてきました。
体格や年齢の異なる多様な乗員、低速から高速まで幅広い衝突形態、自動運転によるさまざまな乗車姿勢、どんな状況であっても確実に保護できるよう、人に一番近いシートベルトはこれからも進化していきます。
昨年掲げた2030年、2035年に向けた目標に向け、社内の生産性向上はもちろん、新たなお客さまからの受注や、将来製品の開発効率化に取り組んでいます。

主な製品

1 シートベルト

成長戦略

事業機会

  • 各国NCAPの変化
  • 拡張していくインド市場
  • 自動運転に伴うシートレイアウトの変化

競合企業

  • Autoliv
  • ZF LIFETEC
  • Joyson Safety Systems

強み

  • 市場変化を先取りした開発
  • シート、エアバッグメーカーとの協業
  • 部品製造~製品組付けまで一貫した内製工場をグローバルに展開

リスク

  • 市場変化に対応するための投資負担大
成長戦略の位置付け

中期経営計画 TRV2030 進捗

2025年度連結売上高

シートベルト 862億円

売上高推移

売上高推移のグラフ

市場の動向

世界各国のアセスメント(NCAP)が2029~2032年にかけて大きく変わっていきます。具体的内容が決まっていない状況で、どのようにでも対応できるよう品揃えすることが乗員保護装置メーカーのつとめと考えます。
クルマ全体での乗員保護の最適解を見つけるために、カーメーカーのみならずエアバッグやシートのメーカーと連携しています。

中期経営計画「TRV2030」における成長戦略

10年後の姿
営業利益率7%:東海理化の収益の柱のひとつに!
(営業利益100億円、売上高1,400億円)
中期KPI
2030年:営業利益50億円、売上高1,100億円

今後スペックアップしていく世界各国のアセスメント(NCAP)へ対応するため、より付加価値の高い製品を市場に導入すべく、将来製品の開発を進めています。
また、これからの市場拡大が見込まれるインドでは、2028年に量産開始の新車種にご採用いただきました。現地工場での組立に加え、部品の80%を現地生産すべく準備を進めています。生産体制が整う今後は、協業相手のウノミンダグループと協力して、積極的にさらなる拡販を進めていきます。

Vision実現に向けて
社会課題の解決に貢献する東海理化の製品

シートベルト

プリテンショナー
フォースリミッター

事故時には火薬の力を使って100分の2秒でベルトを急速に巻き込みしっかりと保護。その後は一定の荷重でベルトが伸び出し、エアバッグと一緒にやさしく保護。

Voice

一人でも多くの命を救うために

高まる社会の安全要求に応えるべく、日々シートベルトの可能性に限界まで挑戦しています。
多様なニーズに対応する製品を追求し、新たなモビリティ時代に対応する安全基盤を築くことで、未来の移動をより安心なものへと進化させ日常の笑顔を守ります。

セイフティ技術部
丑山 佳彦