成長戦略(モビリティ領域):エレクトロニクスビジネスセンター
2030年以降の収益確保のために
製品の進化と新たな領域に挑戦し開拓していきます
執行役員
櫻井 武俊

デジタルキー
デジタルキー国際標準規格CCCに準拠したデジタルキーを搭載した車が市場に出始めました。東海理化は電波通信端末機器(UWB,NFC)を開発製造し供給開始しました。またクラウドサーバーソフトもライセンス提供しバージョンアップなど保守対応のビジネスも開始しました。
2030年以降の普及期に向けデジタルキー制御ECUの獲得をめざし、引き続き開発および提案を進めていきます。
SDV時代への対応強化
車はSDVと呼ばれる購入してからもソフトウェアをアップデートすることで機能アップや付加価値アップをしていける能力が求められています。2026年度よりSDV開発を担う組織を立ち上げ専門人財も獲得し、東海理化製品をSDV発想で見直し付加価値向上を図っていきます。
スマートキー
スマートキーはまだ拡販余地のある領域です。四輪車の装着率アップや二輪車への拡販をねらい、先行開発に着手しています。
これからも主力製品としてさらに数量を伸ばす活動を継続していきます。
半導体
昨年車載ICへターゲットを変更し営業活動を行い、磁気センサICを中心に検討させていただける案件数が増えてきました。
また0.35μmプロセスの設備導入が完了し2026年度中に試作が可能となります。2027年度末の量産開始をめざしています。
主な製品


成長戦略
事業機会
デジタルキー・スマートキー
- 二輪事業への進出
半導体
- 中規模量の車載市場
競合企業
デジタルキー・スマートキー
- コンチネンタル、アルプスアルパイン(四輪)
- ニデックモビリティ(二輪)
半導体
- フェニテックセミコンダクター
- ミネビアミツミ
- 日清紡
強み
デジタルキー・スマートキー
- 防犯性に不可欠な通信・暗号技術
半導体
- 少量多品種の半導体を低コスト・短いリードタイムで開発、製造するノウハウ
リスク
デジタルキー・スマートキー
- 電子キー単独では他社への優位性が保てない
半導体
- 汎用半導体では価格競争力が弱い

中期経営計画 TRV2030 進捗
2025年度連結売上高

売上高推移

市場の動向
スマートキーは四輪市場への展開が終盤に入り伸びが鈍化してくるので、今後はまだ装着が少ない二輪市場を深耕していきます。
また、デジタルキーが市場に本格投入開始され2030年以降一気にスマートからデジタルキーに置き換わっていくことを想定しデジタルキーシステムの積極的な開発・提案を行っています。
目標達成への動き
デジタルキー開発

インドのソフトウェア会社と連携するとともに、専門部署を設置し、CCC規格Ver.4に準拠したデジタルキーシステムの先行開発を加速しています。また、ソフトウェア子会社の東海理化アドバンストに、クラウドサーバー保守・開発を行う組織をつくりビジネスを開始しました。この先のSDV時代のソフト需要も取込みたいと考えています。UWB技術を活用した幼児置去り検知とデジタルキー通信機を一体化した試作品にて実車を作成し、お客さまに提案しています。
スマートキー拡販
電動車のバッテリへの負担を軽減するために待機電流を低減した次世代スマートシステムを開発・提案しています。
半導体事業
その他の開発中の製品
社内向けIC開発
- 磁気センサIC
- 車両内シリアル通信IC
外販向けIC開発
- 磁気センサIC
- 音声通信IC
Vision実現に向けて
社会課題の解決に貢献する東海理化の製品
セキュリティシステムプレミアム(トヨタ/レクサス純正用品)

Voice
東海理化のセキュリティ技術が結集されています
近年大きな課題となっている車両の盗難について、被害に遭われるお客さまを1人でも減らしたいという想いで開発してきました。製品はUWBを応用した独自技術を搭載しており、強固なセキュリティ性をもっています。ありがたいことにご好評をいただいており、次製品へのモチベーションアップにもつながっています。
服部 真也