環境活動情報

担当役員メッセージ

地球環境は会社をそして社会を支える基盤
一人ひとりの責任ある考動で未来を守る

私たちの生活は、衣食住全てが地球環境に支えられています。身の回りにあるものは、木材やプラスチックなど自然資源でつくられており、食事が自然の恵みであることは言うまでもありません。そして、モノづくりを行う当社の事業活動も、製品材料や生産で使うエネルギー・水など、自然資源に支えられて成り立っており、それは同時に地球環境に大きな負担を強いているということでもあります。
世界の平均気温が、2023年、2024年と2年連続で過去最高を記録するなど、影響が顕在化しはじめた今、地球を守り持続可能な社会にしていくには、地球に負荷を与えている私たち企業がこの問題を解決しなければいけません。そして、その責任を果たすために、2025年5月に公表した中期経営計画TRV2030では、カーボンニュートラルを経営基盤を支える柱の1つと位置付け、サーキュラーエコノミー、ネイチャーポジティブについてもライフサイクルを通じた全方位の活動として、率先して取り組みを進めていきます。また、新たな取り組みも積極的に挑戦していきます。環境技術の追求により生まれたバイオマス複合材料「BAMBOO+®」や外来アリ駆除剤「ぷりっとベイト」は、環境課題への貢献だけでなく、新領域の事業として当社のこれからの成長に大きく繋がると考えています。環境スローガンの「考動ひとつで変えられるTRy for the future」を信念として、社員一人ひとりが地球の未来を考えて行動し、チャレンジしていくことで、持続可能な社会の実現を加速させていきます。

生産技術センター長
今枝 勝行

基本的な考え・戦略

東海理化グループでは、「考動ひとつで変えられる“TRy for the future”」を環境スローガンとして掲げ、持続可能な社会の実現のために取り組む環境活動の方針を「環境ポリシー」に定めています。この5つのポリシーを、社員一人ひとりが常に意識し、未来の地球のために考動して取り組んでいきます。

環境スローガン

考動ひとつで変えられる “TRy for the future”

環境ポリシー

中長期環境目標

2050年までにCO2排出量を実質ゼロにする目標を設定し、そのマイルストーンとして「カーボンニュートラル戦略2030」を策定しました。製品、生産、調達、物流の4つの戦略を軸にライフサイクル全体での活動を進めています。

カーボンニュートラル戦略2030

第7次環境取り組みプラン(2021~2025年)

持続可能な社会の実現に貢献するため、「カーボンニュートラル」「サーキュラーエコノミー」「ネイチャーポジティブ」の3つの柱で取り組みを推進しています。各年度の目標は、第7次プランの最終年度である2025年度目標から、バックキャスティングで設定しており、最終目標の達成に向け、計画的に活動を進めています。

第7次環境取り組みプラン(2021~2025年)
2024年度目標と実績