ドライバーがクルマから受け取る情報は限られています。
視覚は周囲の交通状況に、聴覚は騒音に捉われるからです。
そうした環境下でも安全かつ適切な方法でドライバーの
意思に応える触覚呈示技術を私たちは開発しています。
タッチパッドはフィードバック技術を応用した製品の代表例です。 タッチ&スクロールでのナビゲーション操作は、指先への心地よい 振動によって知らされます。それは直観的な操作を可能にし、 ドライバーの視界を前方からそらすことなく、 快適で安全なドライブを実現します。
スイッチを押す時に心地よさを感じる理由は、
その瞬間の手応えによって押したという実感が得られるためです。
人間工学やデザイン開発などとも連携した開発体制により
誰もが心地よいと感じるフィードバック技術の実現を
目指しています。
ナビゲーション操作などのフィードバック技術だけに とどまらず、安心で快適な運転を支える人とクルマの コミュニケーションが私たちの目標です。 “自然な意思疎通”の実現に向けて、新たな技術を模索し続けます。